四国八十八ヶ所霊場6番札所、安楽寺(あんらくじ、真言宗、上板町、徳島)の西方約200mの県道139号線沿いには、古墳時代、5世紀中葉から末期にかけて築造された、徳島県唯一の周濠をもつ円墳(えんふん)、丸山古墳(まるやまこふん、土成町、のち阿波市、徳島)があります。その直径は約30m、高さは約6mで、周濠の幅は約15mです。被葬者は阿波国造、粟凡直(あわのおおしのあたい)の直系ではないかと考えられています。(阿波市観光スポット、丸山古墳含む): http://shikoku-net.co.jp/tokushima/kankou/awashi/awashikankou.htm.)
丸山古墳(まるやまこふん、円墳の周濠、土成、阿波市、徳島、google画像)
安楽寺谷墳墓群(あんらくじだにふんぼぐん)は、1991年(平成3年)、高速道路(徳島自動車道)の建設に伴う発掘調査により、阿波三盆糖の里の地域(引野、上板、徳島)で発見されました。そして、これらが3世紀頃の弥生時代末期の埋葬形態である土器棺墓、古墳時代前期の円墳(えんふん)、古墳時代後期の横穴式(よこあなしき)及び竪穴式(たてあなしき)の石室墓であることが確認されました。
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